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保湿剤や化粧水 男性用が人気 化粧品業界に新需要 若者に照準|政治・経済|上毛新聞ニュース

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保湿剤や化粧水 男性用が人気 化粧品業界に新需要 若者に照準

[2020/01/02]

日東電化工業の新商品の男性向け化粧品をPRする茂田正和常務

 男性向け化粧品の人気が高まっている。若いビジネスマンを中心に身だしなみに気を配る人が増える中で、群馬県内に製造拠点を置く各社は商品展開を強化し、小売店も売り場を拡張する。人口減に伴い女性の需要が低下しており、新たな市場開拓に力を入れている。

■女性の意見
 「OSAJIオサジ」のブランド名で女性向けオーガニック化粧品を製造販売する日東電化工業(高崎市)は今冬、男性向け化粧品「ボタニカルブリーズ」(100グラム3850円)を発売した。取引先の要望を受け、茂田正和常務(41)が同世代を想定し初めて男性用を開発した。

 化粧水や乳液といった複数の化粧品を使い分ける必要がない全身用の保湿剤で、スキンケアになじみがない男性でも気軽に使えるという。インターネット通販や百貨店などで扱っている。

 加齢臭を気にする男性向けに香りにこだわった。女性の意見を採用し、ライムやレモンなどの植物成分を調合。合成香料を使わず、自然で嫌みがない香りに仕上げた。贈り物用に女性客の購入も見込んでおり、茂田常務は「ラインアップを増やし、新市場を切り開くツールにしていきたい」と話す。

■心境に変化
 伊勢崎市に主力生産拠点を置くコーセー(東京都)は男性用ブランド「ポール・スチュアート」の商品構成を充実させ、今年に入り2種類の新商品を発売した。広報担当者は「営業職をはじめ、人と接する職業に就く20~30代を中心に身だしなみを整える人が増えている」と分析。需要増に伴い県内生産も伸びているという。

 一方、売り場の品ぞろえを充実させ、男性客を囲い込む動きもある。マルエドラッグを運営するクスリのマルエ(前橋市)は、男性用化粧品売り場の拡張を続けている。大塚製薬(東京都)と連携し、同社のブランド「ウル・オス」のPRキャンペーンを2年連続で実施し、売り上げを伸ばしている。「男性客の増加が売り上げ増につながる」と期待する。

 化粧品販売のニベア花王(同)が今月発表した男性のスキンケア調査によると、化粧水の使用率は20代が45%、30代が41%と高いほか、40代が27%、50代が18%と幅広く需要がある。若い世代で美容意識が高まっている背景として「国際的なビジネスの現場で、美容習慣がある他国の顧客と接する機会が多い男性を中心に心境に変化が起きている」と分析している。



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